「SHIRASE5002」タグアーカイブ

南極観測船

開南丸

白瀬日本南極探検隊が、南極探検に使用した船です。「開南丸」は東郷平八郎元帥によって命名されました。1910年(明治43年)11月に日本を出帆し、2度の南極航海に使われました。

宗谷

海鷹丸

東京水産大学(現在は、東京海洋大学)の練習船「海鷹丸(Ⅱ世)」は「宗谷」に随伴し、第一次日本南極観測隊を支援しました。東京からケープタウンまでは、航海実習や海洋調査を行い、その後、宗谷と合流して南極に向いました。現在も海鷹丸(Ⅳ世)は南極地域観測隊の別働隊として南極の海洋観測を行っています。

ふじ

しらせ(初代)

しらせ(2代目)

SHIRASE5002の「南極OB会展示室」(千葉県船橋市)

SHRASE5002の南極OB会展示室は2021年に場所を移転しました。本記事は2016年時点での状況であり、現在の状況とは異なります。

千葉県船橋市のSHIRASE5002では「チャレンジングSHIRASE」という公開イベントが定期的に行われており、南極OB会も毎回参加。お客様と交流しています!
写真や資料で南極をわかりやすく紹介したり、古い観測機材などを展示したり、スタンプラリーで南極クイズを出して楽しんでもらったり、オリジナルグッズを販売したり。回を重ねるごとに進化を遂げているOB会展示室をご案内します。

(kao)

「しらせの時代」公開講演会

2016年1月23日、船橋市のSHRASE5002にて南極観測再開50周年記念事業として「しらせの時代」公開講演会が開催されました。

演題は以下のとおりです。
松原廣司「南極オゾンホール、定常気象隊員はどう観測し、伝えたか 」
東 信彦「氷床ドーム深層掘削計画顛末」
帖佐 正和「しらせ時代の航海」
大木 淳「海上自衛の電気推進装置装備艦の変遷」
佐藤 薫「大型大気レーダー観測、パンジー計画」
伊村 智「南極コケ坊主の発見」
三枝 茂「SHIRASEの現在とOBの皆様へのお願い」

SHIRASE5002が横浜のドックから船橋へ曳航

2015年12月15日、横浜・本牧のドックで修繕を終えたSHIRASE5002が、タグボートに曳航されて船橋へと帰りました。
自力走行ではないためエンジン音もせずとても静か、海も凪いでてまったく揺れないので、船内にいると海の上を走っているのがウソのよう・・・。
朝はどんより曇り空でしたが、SHIRASE5002の帰りを歓迎するかのように次第に晴れ、きれいになった船体が太陽を浴びてキラキラと輝いていました☆
船内の清掃をしたり、手すりを磨いたりしながら、のんびりと気持ちのいい船旅でした♪
以下、その時の様子です。

ドックに入っていたSHIRASEを3隻のタグボートがお迎えに来て、ついに出渠。
1隻がSHIRASEを引っ張り、2隻は両サイドにぴったりと寄り添ます。
途中、さまざまな船やタンカーとすれ違い、やがて千葉・船橋港へ。

タグボートはとても小さいのにパワーは最強!海上で自在に動き回って、岸壁の浮き輪の位置に見事SHIRASEを移動させ係留させたのでした。

着岸したのは陽も暮れかかったころ。きれいになって元気になったSHIRASEに照明が灯り・・・一日、お疲れ様でした^^

(suzu)

チャレンジングSHIRASE2014第2回

南極OB会のグッズ販売スペース

2014年4月20日(日)に行われた「チャレンジングSHIRASRE 第2回」のご報告です!
このイベントは、気象、水象、地象、宙象、海象の“五象”がテーマで、今回は地面で起きる現象“地象”の体験コーナーなどが設けられ、前回同様多くの人で賑わいました。
クイズに答えるとカードがもらえるもスタンプラリーも子供たちに大人気。
そして、これまで甲板で行っていた南極OB会の書籍&オリジナルグッズの販売は、今回から船内の一室へ。
映像を流したり壁に写真を飾ったりしてディスプレイも工夫し、南極気分を楽しんでいただきました!

南極の映像を長時間、くい入るように見つめていた子も。南極やしらせでの生活の様子を尋ねてこられる方も多く、お客様と交流も楽しみました。

メガスターによる南極の星空、トークセッションや吹奏楽演奏も行われました。

SHIRASE5002船内案内図

他にも元観測隊員による「南極クラス」や、五感で天気予報をする「ソラヨミ道場」、CGセットを使っての「ウェザーキャスター体験」なども。会場には常連さんの姿もちらほら。またぜひ遊びに来てください!

(K)

チャレンジングSHIRASE2013第1回

大勢のお客さんで賑わう甲板

2014年3月9日(日)に開催された「チャレンジングSHIRASE」の2013年第1回。ひと足早い春の陽ざしのもと、約2000人のお客さんで賑わいました!

このイベントは一般財団法人WNI気象文化創造センター主催で、トークセッションや地元企業による出店、船内プラネタリウムなどさまざまなお楽しみが・・・。

甲板の一画で南極OB会も書籍やオリジナルグッズを販売。大勢のお客さんがブースに遊びに来てくださいました。ありがとうございました!

(K)

船橋マリンフェスタ2013

「SHIRASE5002」を係留している船橋港で、自衛隊主催イベント「船橋マリンフェスタ2013」が開催され、護衛艦「やまゆき」などと共に「SHIRASE5002」が一般公開されました。

会場の一画で南極OB会が南極観測隊グッズを販売。
書籍のほかバッジやストラップ、タイピン、観測船の模型・・・。
いろいろなアイテムを一気に購入されるお客さんもいて、なかなか好評です!

お客さんが特に興味を示すのが、やはりタロ・ジロの話題。
3次隊でタロ・ジロに会った小野先生のお話に、小学生の男子は目を輝かせて聞いていました。
そして、小野先生は著書にサイン責め!

「SHIRASE5002」では、元乗組員やヘリコプターのパイロット、観測隊員らが甲板や格納庫、ブリッジなどを案内。「SHIRASE5002」前方に停泊しているのが護衛艦「やまゆき」。体験航海もあり、希望者が列を作っていました。

2日目も朝からウェザーニューズ社のスタッフを中心にミーティング。「SHIRSAE5002」を一般の方たちに楽しんでいただけるよう、また事故やトラブルがないよう作業を確認し合っています。
一方、南極OB会も朝からテントを張って、開店準備!

「船橋マリンフェスタ」は大勢のお客様で賑わいました。

(k.suzuki)

しらせ(初代)

南極観測の拡大により、「ふじ」の輸送能力の限界となり、三代目の南極観測船である「しらせ」が建造されました。「しらせ」は1.5mの氷を3ノットで連続砕氷が可能で、1982年(昭和58年)から25年間、第25次から第50次まで南極観測を支えました。
その後、ウェザーニューズ社によって「SHIRASE5002」と改名され、現在は一般財団法人WNI気象文化創造センターにより気候変動・地球環境のシンボルとして一般公開されています。