第60次南極地域観測隊 JARE60

隊次担当氏名参加時の所属備考
60次 夏隊副隊長(夏隊長)原田 尚美海洋研究開発機構 地球環境観測研究開発センター
60次 夏隊電離層近藤 巧情報通信研究機構 電磁波研究所
60次 夏隊測 地渡邉 哲也国土地理院 基本図情報部
60次 夏隊海洋物理・化学高橋 邦夫国立極地研究所 研究教育系海鷹丸
60次 夏隊海洋物理・化学嶋田 啓資東京海洋大学 船舶・海洋
オペレーションセンター
海鷹丸
60次 夏隊気水圏モニタ後藤 大輔国立極地研究所 研究教育系
60次 夏隊地殻圏モニタ木村 亮日本海洋事業株式会社
60次 夏隊生態系モニタ渡部 陽(株)マリン・ワーク・ジャパン 
60次 夏隊生態系モニタ大谷 真広新潟大学 農学部
60次 夏隊重点研究観測佐藤 薫東京大学大学院 理学系研究科
60次 夏隊重点研究観測牛尾 収輝国立極地研究所 研究教育系
60次 夏隊重点研究観測藤田 秀二国立極地研究所 研究教育系先遣
60次 夏隊重点研究観測中野 善之海洋研究開発機構 海洋工学センター
60次 夏隊重点研究観測津滝 俊東京大学 大気海洋研究所先遣
60次 夏隊重点研究観測柏瀬 陽彦国立極地研究所 研究教育系
60次 夏隊一般研究観測豊島 剛志新潟大学 自然科学系
60次 夏隊一般研究観測金尾 政紀国立極地研究所 研究教育系
60次 夏隊一般研究観測石川 正弘横浜国大大学院 環境情報研究院先遣
60次 夏隊一般研究観測小林 史尚弘前大学理工学研究科
60次 夏隊一般研究観測栗田 直幸名古屋大学 宇宙地球環境研究所先遣
60次 夏隊一般研究観測高橋 晃周国立極地研究所 研究教育系
60次 夏隊一般研究観測真壁 竜介国立極地研究所 研究教育系海鷹丸
60次 夏隊一般研究観測溝端 浩平東京海洋大学 学術研究院海鷹丸
60次 夏隊一般研究観測佐藤 智子東京海洋大学 船舶・海洋
オペレーションセンター
海鷹丸
60次 夏隊一般研究観測西澤 秀明京都大学大学院 情報学研究科
60次 夏隊一般研究観測島田 翔東京医科歯科大学 附属病院 
60次 夏隊一般研究観測北野 一平九州大学大学院 比較社会文化研究院
60次 夏隊萌芽研究市川 光太郎京都大学 フィールド科学
教育研究センター
60次 夏隊機 械猪又 俊也(株)三栄機械
60次 夏隊機 械梅田 利郎梅田工業
60次 夏隊機 械櫻井 忍(株)ノースウエスト先遣
60次 夏隊機 械金子 弘幸(株)大原鉄工所先遣
60次 夏隊機 械小池 充将三機工業(株)
60次 夏隊機 械曽宮 優一(株)関電工
60次 夏隊建築・土木馬場 潤飛島建設(株)
60次 夏隊建築・土木高坂 匡史東光鉄工(株)
60次 夏隊設営一般柏木 隆宏国立極地研究所 南極観測センター
60次 夏隊野外観測支援高村 真司ガイドオフイス モンターニュ先遣
60次 夏隊輸送金子 宗一郎国立極地研究所 南極観測センター
60次 夏隊庶務・情報発信田井戸 逸平神戸大学 総務部
60次 夏隊 同行者行政機関職員安生 浩太環境省 自然環境局
60次 夏隊 同行者教員派遣高橋 和代調布市立 第七中学校 
60次 夏隊 同行者教員派遣新井 啓太相模女子大学 高等部 
60次 夏隊 同行者観測隊ヘリ佐藤 睦オーストラリア、Heliwest Group 
60次 夏隊 同行者観測隊ヘリAlexander Govanオーストラリア、Heliwest Group 
60次 夏隊 同行者氷海航行試験吉野 正剛東京大学 新領域創成科学研究科 
60次 夏隊 同行者氷海航行試験草川 亮東京大学 新領域創成科学研究科 
60次 夏隊 同行者技術者斎藤 晃紀(株)四門
60次 夏隊 同行者技術者原口 諒平(株)スカイリモート 
60次 夏隊 同行者研究者塩崎 拓平海洋研究開発機構
60次 夏隊 同行者研究者高木 淳一日本学術振興会 特別研究員
60次 夏隊 同行者研究者丸尾 文乃中央大学 理工学部
60次 夏隊 同行者研究者和田 智竹総研大 複合科学研究科 
60次 夏隊 同行者研究者香取 拓馬新潟大学大学院 自然科学研究科先遣
60次 夏隊 同行者研究者浅井 咲樹東京海洋大 海洋科学技術研究科
60次 夏隊 同行者研究者村松 弾九州大学大学院 理学府
60次 夏隊 同行者研究者堤 雅貴九州大学大学院 工学府
60次 夏隊 同行者研究者渡邊 日向総研大 複合科学研究科
60次 夏隊 同行者研究者赤井 章吾東北大学大学院 理学研究科
60次 夏隊 同行者外国人研究者Josef Elsterチェコ、南ボヘミア大学
60次 夏隊 同行者外国人研究者Jean-Charles Dominique Galletノルウエー極地研究所先遣
60次 夏隊 同行者外国人研究者Brice Phillippe Van Liefferingeノルウエー極地研究所先遣
60次 夏隊 同行者交換科学者Jerome Dujardinスイス連邦工科大学
60次 夏隊 同行者研究者茂木 正人東京海洋大学 学術研究院海鷹丸
60次 夏隊 同行者研究者佐野 雅美国立極地研究所 研究教育系海鷹丸
60次 夏隊 同行者研究者大湯 愛子東京海洋大学 学術研究院 海鷹丸
60次 夏隊 同行者技術者伊藤 零(株)マリン・ワーク・ジャパン 海鷹丸
60次 夏隊 同行者技術者松本 慧太郎(株)マリン・ワーク・ジャパン 海鷹丸
60次 夏隊 同行者技術者曽根 知美(株)マリン・ワーク・ジャパン 海鷹丸
60次 越冬隊隊長(越冬隊長)堤 雅基国立極地研究所 研究教育系
60次 越冬隊気 象藤田 建気象庁 観測部
60次 越冬隊気 象井上 創介気象庁 観測部
60次 越冬隊気 象加藤 宗理気象庁 観測部
60次 越冬隊気 象横瀬 明香気象庁 観測部
60次 越冬隊気 象幸田 笹佳気象庁 観測部
60次 越冬隊宙空圏モニタ藤田 光高(株)キートス
60次 越冬隊気水圏モニタ金森 晶作公立はこだて未来大学
60次 越冬隊地殻圏モニタ松本 なゆた金沢大学 理工学域
60次 越冬隊重点研究観測 虫明 一彦三菱電機(株)
60次 越冬隊重点研究観測 南原 優一東京大学大学院 理学系研究科
60次 越冬隊一般研究観測佐賀 勝己(有)タイプエス
60次 越冬隊一般研究観測二村 有希北海道大学大学院 理学院
60次 越冬隊雪上車古見 直人(株)大原鉄工所
60次 越冬隊雪上車伊藤 太市(株)キムラ先遣
60次 越冬隊機械設備倉島 浩章三機工業(株)
60次 越冬隊発電機エンジン 菊田 勝也ヤンマー(株)
60次 越冬隊車 両 松村 優佑いすゞ自動車(株)
60次 越冬隊電気設備 松島 望(株)関電工
60次 越冬隊発電機制御盤大槻 拓未(株)日立製作所
60次 越冬隊通 信里中 俊大総務省 関東総合通信局
60次 越冬隊調 理鈴木 文治P&Gフードサービス(株)
60次 越冬隊調 理関 裕子国立極地研究所 南極観測センター
60次 越冬隊医 療岡田 豊(医法)つばさ つばさクリニック先遣
60次 越冬隊医 療廣田 大輔帝京大学医学部 附属病院
60次 越冬隊環境保全和泉 智哉鈴健興業(株)
60次 越冬隊多目的アンテナ内海 雄介NECネッツエスアイ(株)
60次 越冬隊LAN・インテル植松 浩二KDDI(株)
60次 越冬隊建築・土木小山 悟東北ミサワホーム(株)
60次 越冬隊野外観測支援倉持 武彦神奈川県立西丹沢ビジターセンター
60次 越冬隊庶務・情報発信中田 純一国立極地研究所 南極観測センター

犬ぞり探検家が見た! ふしぎな北極のせかい

著者の山崎哲秀氏は高校時代に冒険家の植村直己にあこがれ、20歳の時には彼の足跡を辿るようにアマゾン川のイカダ下りを成功させた。続いてグリーンランド縦断を夢見て北極に渡るが、想像を超える北極の自然に手も足も出ずに失敗した。その後、北極を知るためにイヌイットに弟子入りし、30歳の時に始めた犬ぞりを使った活動が、北極の自然や歴史、暮らしを紹介する本書に繋がっている。

「小学生の子どもたちでも楽しめる北極の本を書いてみたいと常々思っていた」という著者の強い思いが形となった豊富な写真とイラストを使い、平易な言葉で書かれた内容は子どもたちだけではなく、大人でも十分に楽しめる。

1章の「北極と南極の違い」から9章の「北極の歴史と昔の暮らし」まで、独立した章立てで、好きなところから読める構成になっている。いずれの章も筆者の30年に渡る北極での実体験に基づいたもので、読者が持つ素朴な疑問に答える形で書かれた内容は北極のイメージを広げてくれる。各ページの下部に書かれた「質問と答え」はクイズ好きな子どもたちには嬉しいアイデアで、北極への興味がより深まることだろう。

巻末の「犬ぞり探検家のこと」では北極での活動に対するモチベーションが語られ、さらに著者の良き理解者である伴侶との南極での劇的な出会いから結婚に至るまでのくだりは、著者の人となりが良く表れていて微笑ましい。

年齢を問わず、北極に興味のある多くの人に一読を進めたい。

(小林正幸,会報36号)

第27回「南極の歴史」講話会

2018年9月22日に第27回「南極の歴史」講話会が東京都千代田区日本大学理工学部1号館133教室にて開催されました。
宮本仁美氏(30w、37w、52w)が「定常気象隊員の越冬生活」、石沢賢二氏(19w、24w、28s、32w、36w、50s、53w)が「あすか基地越冬談」というタイトルでそれぞれ講演されました。

講演会に引き続き懇親会が開催されました。

第27回「南極の歴史」講話会のご案内

 残暑がまだまだ続いていますが、皆様方はいかがお過ごしでしょうか。第59次越冬隊も冬が明け、春に向かい昭和基地では多忙な日々を過ごしている事でしょう。
 さて、「南極の歴史」講話会も第27回を迎え、スタートしてから11年目、さらに内容を充実して話題を提供します。一般公開で、入場無料です。是非、友人、知人をお誘いの上、多数の方々のご出席を賜りますようご案内申し上げます。

南極OB会 会長 国分 征

記 

1. 日時:2018年9月22日(土)14:00~16:00 (受付13:30)
2. 場所:日本大学理工学部1号館133教室 
〒101-8308 千代田区神田駿河台1-8-14
(JR中央線御茶ノ水駅徒歩3分;東京メトロ丸の内線御茶ノ水駅徒歩5分;
東京メトロ千代田線新御茶ノ水駅徒歩3分;都営新宿線小川町駅徒歩5分)

 講演:『越冬生活からみた南極観測60年の歴史』

 演題Ⅰ「定常気象隊員の越冬生活」
 講師 宮本仁美(30w,37w、52w)

 演題Ⅱ 「あすか基地越冬談」 
 講師 石沢賢二(19w、24w,28s,32w,36w、50s、53w)

講話会終了後、懇親会を予定しております。講師の方々との話がさらに深まりますので、たくさんの方の参加を期待しております。
 懇親会会場:日大理工学部1号館2階カフェテリア
 会費3,000円  開始16:20

お申し込みは2018年9月18日(火)までに、はがき、電話、FAX、メールなどで、南極OB会事務局(担当:長谷川慶子)までお申し込みください。尚、申し込み締切りは概ねの参加者数を事前に把握するもので、当日受付も致します。

住所:〒101-0065 千代田区西神田2-3-2牧ビル301
電話:03-5210-2252(留守電でも受け付け可-姓名をはっきりと)
FAX:03-5275-1635
Email:nankyoku-ob at mbp.nifty.com
ホームページを通じての申し込み :http://www.jare.org/

第26回「南極の歴史」講話会

2018年6月16日、法政大学市ヶ谷キャンパスにて、第26回「南極の歴史」講話会が開催され、以下の2題の講演が行われました。
大久保嘉明「医師からみた越冬生活(極点旅行50周年に因んで)」
志賀重男「機械屋からみた越冬生活」

続いて、南極OB会総会が開催されました。

続いて、場所を変えてミッドウィンター祭が開催されました。

2018年度南極OB会総会・ミッドウィンター祭のご案内

 年々暑さの到来が早くなっておりますが、皆様方にはいかがお過ごしでしょうか。昭和基地では厳しい冬に向かい、準備に余念がない時期到来です。 
 今年度の南極OB会総会とミッドウィンター祭の会場は、法政大学市ヶ谷キャンパスで、この会場での開催は初めてです。靖国神社の森に囲まれた緑豊かな環境で皆さまにお会いできるのを楽しみにしています。皆様方多数のご出席を願って、ご案内いたします。なお、当日は第26回「南極の歴史」講話会(一般公開、無料)もあわせて開催します。是非皆様方多数のご参加をいただきたく、ご案内申し上げます。

南極OB会会長 国分 征

1.日 時: 2018年6月16日(土) 受付14:00より
2.場 所: 法政大学市ヶ谷(富士見ゲート棟G403教室、ボアソナード・タワー25階)
3.住 所: 東京都千代田区富士見2-17-1
4.プログラム 
 (1)第26回「南極の歴史」講話会: 14:30~15:50(富士見ゲート棟G403教室)
  Ⅰ.医師からみた越冬生活(極点旅行50周年に因んで) 講師: 大久保 嘉明(9w) 
  Ⅱ.機械屋からみた越冬生活          講師: 志賀 重男(14w,17w,24w,27s)
 (2) 南極OB会総会: 16:00~16:50(富士見ゲート棟G403教室)
 (3) ミッドウィンター祭(南極倶楽部同時開催): 17:00~19:00
     ※ミッドウィンター祭会場: ボアソナード・タワー25階 スタッフクラブ
     ※ミッドウィンター祭会費: 4,000円
5.申込方法: はがき、電話、FAX又はメールでお申し込みください。〈締切り6月11日(月)〉
6.申込場所: 南極OB会事務局(担当:長谷川慶子 水、金の午後在室)
        住所: 〒101-0065千代田区西神田2-3-2牧ビル301
        電話: 03-5210-2252 (留守電にても受付可、お名前をはっきりと)

第25回「南極の歴史」講話会

2018年3月31日、東京都千代田区の日本大学理工学部にて、第25回「南極の歴史」講話会が開催され、以下の2題の講演が行われました。
中村純二「「宗谷」の時代、3次隊の越冬生活」
五十嵐正文「15次隊、通信隊員の越冬生活」

続いて、場所を変えて懇親会が開催されました。

第25回「南極の歴史」講話会のご案内

 立春の候、皆様方はいかがお過ごしでしょうか。第58次越冬隊と59次隊の引継ぎで昭和基地も非常に賑わっている事と思われます。
 さて、「南極の歴史」講話会も第25回目を迎えました。一般公開で、入場無料です。是非、友人、知人をお誘いの上、多数の方々のご出席を賜りますようご案内申し上げます。

南極OB会 会長 国分 征

1.日 時:2018年3月31日(土)14:00~16:00(受付13:30)
2.場 所:日本大学理工学部 1号館  千代田区神田駿河台1-8-14
3.講 演:『越冬生活からみた南極観測隊60年の歴史』
  演題Ⅰ 「宗谷」の時代、3次隊の越冬生活
   講師 中村純二(1次s , 2次s , 3次w )
  演題Ⅱ 15次隊、通信隊員の越冬生活
   講師 五十嵐正文(15次w)

2018年度歴史講話会では上記講演の他,四名の越冬隊員による講演を企画しております.講話会終了後、懇親会を計画しています。講師らとの話がさらに深まります。沢山の方の参加をお願いします。

懇親会々場:日本大学理工学部 1号館2階カフェテリア
会費 3,000円  開始16:20

 お申し込みは、2018年3月27日(火)までに はがき、電話、Fax、メールなどで、南極OB会事務局(担当:長谷川慶子)までお申し込みください。尚、申し込み締め切りは概の参会者数の把握のため設定しているもので、当日受付もいたします。
住 所  :〒101-0065千代田区西神田2-3-2牧ビル301
電 話  :03-5210-2252(留守電にても受付可-姓名をはっきりと)

第59次隊壮行会(南極OB会主催)

2017年11月2日、東京都千代田区のパレスサイドビルにて、第59次隊壮行会が開催されました。柴田 鉄治氏から「南極観測はなぜ大切か」と題した講演が行われました。

続いて、壮行会が開催されました。