2010年12月4日、第6回「南極の歴史」講話会が開催され、「宗谷時代/超高層物理観測の歴史」をテーマに以下の3題の講演が行われました。
小野 延雄「南極OB会のアーカイブ事業について」
大瀬 正美「写真で綴る「宗谷時代」の南極観測」
國分 征「超高層物理(オーロラ)観測の歴史」


講師の3名 
小野延雄氏 
会場の様子 
大瀬正美氏 
國分征氏 


南極OB会長挨拶 
懇親会は手塚氏による司会 















JARE CLUB
2010年12月4日、第6回「南極の歴史」講話会が開催され、「宗谷時代/超高層物理観測の歴史」をテーマに以下の3題の講演が行われました。
小野 延雄「南極OB会のアーカイブ事業について」
大瀬 正美「写真で綴る「宗谷時代」の南極観測」
國分 征「超高層物理(オーロラ)観測の歴史」


























歴史的な猛暑が過ぎ、もうXmasの映像が流れていますが、皆様方はいかがお過ごしでしょうか。 第51次越冬隊も夏のオペレーションに多忙を極めている事でしょう。まもなく、第52次隊も期待を胸に出発します。
さて講話会も過去5回開催され、大変好評を得ております。今回は南極OB会で行っているアーカイブ事業関連での紹介です。講話会終了後、懇親会も計画しています。多数の方々のご出席を賜りますようご案内申し上げます。
南極OB会 会長 川口貞男
記
1.日 時:2010年12月4日(土)受付13:30~
2.場 所:日本大学理工学部 1号館131号室
千代田区神田駿河台1-8-14
14:00~16:00
3.演 題:南極OB会のアーカイブ事業について(アーカイブ委員長 小野延雄)
写真で綴る「宗谷時代」の南極観測 講師 大瀬正美
超高層物理(オーロラ)観測の歴史 講師 國分 征
懇話会終了後、懇親会(16:15~18:00 日本大学理工学部 5号館1階食堂、会費:3,000円)を計画しています。こちらも、沢山の方の参加をお願いします。
4.お申し込みは、2010年11月30日(火)までに はがき、電話、Fax、メールなどで、南極OB会事務局(担当:長谷川慶子)までお申し込みください。
住 所: 〒101-0061千代田区西神田2-3-2牧ビル301
電 話: 03-5210-2252(留守電にても受付可、お名前をはっきりと)
Fax : 03-5275-1635
E-Mail: nankyoku-ob at mbp.nifty.com
ホームページを通じての申し込み :http://www.jare.org
5.会場(日本大学理工学部1号館)へのアクセスは・・
●JR中央・総武線「御茶ノ水駅」『聖橋口』下車徒歩3分
●東京メトロ千代田線「新御茶ノ水駅」下車徒歩3分
●東京メトロ丸の内線「御茶ノ水駅」下車徒歩5分
この他、半蔵門線、三田線、新宿線「神保町」から15分
2010年11月27日に石川県羽咋市で開催された講演会の様子です。南極OB会北陸支部が主催した白瀬南極探検隊100周年記念事業です。








白瀬南極観測隊100周年関連行事2件のご案内です
1 元南極観測隊員達が語る「野村直吉」記念講演と公民館研究集会
南極OB会北陸支部と羽咋市で協力して,開南丸船長の野村直吉氏を話題の中心にした集会です. 運営委員会からも数名が参加する予定です.興味のある方,近隣の方など参加いただくようお願いします.日程等は以下の通りです.
日 時 11月27日(土) 午後1時30分~午後5時00分
会 場 コスモアイル羽咋
*詳しい紹介,申し込み方法は,石川県羽咋市のHPに掲載されています.
2 開南丸出航100周年記念式典
100年前の明治43年11月29日、白瀬中尉を隊長とする「白瀬日本南極探検隊」は、「南極」を目指して、東京・芝浦を出航しました。この日を記念して行われます.
(1)開催日時・場所
日時 11月27日(土)~28日(日)
場所 港区埠頭公園,芝浦港南区民センター,ホテルJALシティ田町
(2)主催等
共催:白瀬日本南極探検隊100周年プロジェクト実行委員会(委員長:南極OB会秋田支部会長 井上正鉄氏(27次越冬))、港区白瀬日本南極探検隊100周年実行委員会、港区
(3) イベント内容,タイムスケジュール
A 白瀬日本南極探検隊100周年記念プロジェクト協賛事業
概要は以下の通りです.参加無料です.奮ってご参加ください.
日時:平成22年11月27日(土)13:00~15:00(予定)
場所:芝浦港南区民センター
概要:県立大曲高校郷土芸能部による秋田の舞踊や民謡,劇団わらび座によ
白瀬中尉PRショートステージ,秋田県物産展など.
B 開南丸出航関連行事
B-1 開南丸出航100周年記念式典
日時:平成22年11月28日(日) 13:00~14:00
場所:港区埠頭公園
B-2 開南丸出航100周年記念イベント
日時:平成22年11月28日(日) 14:00~17:10
場所:芝浦港南区民センター
概要:南極との交信,白瀬隊遺族による遺品・思い出紹介,
小野南極OB会副会長による基調講演(「白瀬南極探検100周年」)等
B-3 開南丸出航100周年記念レセプション
日時:平成22年11月28日(日) 17:30~19:00
場所:ホテルJALシティ田町
2010年11月10日、東京都港区の明治記念館で、南極地域観測統合推進本部主催の壮行会が開催されました。






































観測史上最高の猛暑が過ぎ、秋らしくなりましいたが、皆様方はいかがお過ごしですか。南極では春を迎え、第51次越冬隊の活動も益々活発になっていることでしょう。日本では第52次観測隊の準備が最終段階に入り、連日多忙を極めているこのこの頃です。ここに第52次隊の成功を祈り、壮行会を開催したいと思います。是非皆様方多数のご参加をいただきたく、ご案内申し上げます。
南極OB会会長 川口貞男
記
1.日 時: 2010年11月5日(金)受付17:30~
2.場 所: 東京ガーデンパレス 湯島会館
〒113-0034 文京区湯島1-7-5
TEL 03-3813-6211
3.式 次:(1)懇親会: 18:00~18:45
テーマ:画像で見る南極探検100年、50年
=休憩= 18:45~19:00
(2)第52次観測隊壮行会 19:00~20:30
4.会 費:8,000円
5.申込方法:はがき、電話、FAX、メールなど何でも結構です。(11月2日締め切り)
6.申込:南極OB会事務局 (担当 長谷川慶子 水、金の午後在室)
〒101-0061 東京都千代田区神田2-3-2牧ビル301
電話 03-5210-2252 / FAX 03-5275-1635(留守電でも受け付けます)
E-mail nankyoku-ob at mbp.njfty.com(atを@に変更してください。ご氏名の記載をお忘れなく)
HP http://www.jare.or/(ホームページからのメールでも結構です)
会場(ガーデンパレス)へのアクセスは・・
http://www.hotelgp-tokyo.com/map/index.html
★JR中央線「お茶ノ水駅」聖堂口下車、徒歩5分
★東京メトロ千代田線「新御茶ノ水駅」下車、徒歩5分
★東京メトロ丸の内線「御茶ノ水駅」下車、徒歩5分
| 隊次 | 担当 | 氏名 | 参加時の所属 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 52次 夏隊 | 隊長(夏隊長) | 山内 恭 | 国立極地研究所 副所長 | |
| 52次 夏隊 | 副隊長(夏副隊長) | 大塚 英明 | 国立極地研究所 南極観測センター | |
| 52次 夏隊 | 電離層 | 北内 英章 | 情報通信研究機構 電磁波計測研究センター | |
| 52次 夏隊 | 海底地形・潮汐 | 田中 喜年 | 海上保安庁 海洋情報部 | |
| 52次 夏隊 | 測 地 | 小野里 正明 | 国土地理院 測図部 | |
| 52次 夏隊 | 生態系モニタ | 小達 恒夫 | 国立極地研究所 研究教育系 | |
| 52次 夏隊 | 生態系モニタ | 小林 悟志 | 情報・システム研究機構 新領域融合研究センター | |
| 52次 夏隊 | 地殻圏モニタ | 太田 晴美 | (株)グローバルオーシャンディベロップメント | |
| 52次 夏隊 | 重点研究観測 | 水野 亮 | 名古屋大学 太陽地球環境研究所 | |
| 52次 夏隊 | 重点研究観測 | 中村 卓司 | 国立極地研究所 研究教育系 | |
| 52次 夏隊 | 重点研究観測 | 佐々木 洋 | 石巻専修大学 理工学部 | 海鷹丸 |
| 52次 夏隊 | 重点研究観測 | 橋田 元 | 国立極地研究所 研究教育系 | 海鷹丸 |
| 52次 夏隊 | 重点研究観測 | 新堀 邦夫 | 北海道大学 低温科学研究所技術部 | |
| 52次 夏隊 | 重点研究観測 | 本山 秀明 | 国立極地研究所 研究教育系 | |
| 52次 夏隊 | 重点研究観測 | 倉元 隆之 | 国立極地研究所 研究教育系 | |
| 52次 夏隊 | 一般研究観測 | 髙遠 徳尚 | 国立天文台ハワイ観測所 | |
| 52次 夏隊 | 一般研究観測 | 小野 数也 | 北海道大学 低温科学研究所技術部 | |
| 52次 夏隊 | 一般研究観測 | 尾関 俊浩 | 北海道教育大学 教育学部 | |
| 52次 夏隊 | 一般研究観測 | 村山 利幸 | 東京海洋大学 海洋工学部 | |
| 52次 夏隊 | 一般研究観測 | 髙橋 晃周 | 国立極地研究所 研究教育系 | |
| 52次 夏隊 | 一般研究観測 | 渡辺 佑基 | 国立極地研究所 研究教育系 | |
| 52次 夏隊 | 一般研究観測 | 長沼 毅 | 広島大学大学院 生物圏科学研究科 | |
| 52次 夏隊 | 一般研究観測 | 北出 裕二郎 | 東京海洋大学 海洋科学部 | 海鷹丸 |
| 52次 夏隊 | 一般研究観測 | 角替 敏昭 | 筑波大学大学院 生命環境科学研究科 | |
| 52次 夏隊 | 一般研究観測 | Daniel J. Dunkley | 国立極地研究所 研究教育系 | |
| 52次 夏隊 | 一般研究観測 | 宮本 知治 | 九州大学大学院 理学研究院 | |
| 52次 夏隊 | 一般・萌芽観測 | 上田 淳一 | 日本測量協会 測量技術センター | |
| 52次 夏隊 | 建築・土木 | 山中 義憲 | 飛島建設(株) | |
| 52次 夏隊 | 建築・土木 | 井熊 英治 | ミサワホーム近畿建設(株) | |
| 52次 夏隊 | 建築・土木 | 坂下 大輔 | 北陸ミサワホーム(株) | |
| 52次 夏隊 | 機 械 | 芳賀 一吉 | 東光鉄工(株) | |
| 52次 夏隊 | 機 械 | 木村 直之 | 鹿島道路(株) | |
| 52次 夏隊 | 庶務・情報発信 | 小濱 広美 | 国立極地研究所 南極観測センター | |
| 52次 夏隊 同行者 | 公開利用研究 | 深町 康 | 北海道大学 低温科学研究所 | |
| 52次 夏隊 同行者 | 公開利用研究 | 小端 拓郎 | 国立極地研究所 研究教育系 | ドームふじ |
| 52次 夏隊 同行者 | 大学院学生 | 沖田 博文 | 東北大学大学院 理学研究科 | |
| 52次 夏隊 同行者 | 大学院学生 | 加藤 睦実 | 千葉大学大学院 理学研究科 | |
| 52次 夏隊 同行者 | 大学院学生 | 日下 稜 | 北見工業大学大学院 工学研究科 | ドームふじ |
| 52次 夏隊 同行者 | 報 道 | 芹澤 伸生 | (株)産業経済新聞社 | |
| 52次 夏隊 同行者 | 行 政 | 秋本 周 | 環境省 自然環境局 | |
| 52次 夏隊 同行者 | その他 | CHO Sung Soo | 韓国、MUNHWA BROADCASTING CORP. | |
| 52次 夏隊 同行者 | その他 | JO Seong Hyeon | 韓国、MUNHWA BROADCASTING CORP. | |
| 52次 夏隊 同行者 | 教員派遣 | 酒井 誠至 | 北海道 登別明日中等教育学校 | |
| 52次 夏隊 同行者 | 教員派遣 | 森岡 美和 | 高知県立 高知小津高等学校 | |
| 52次 夏隊 同行者 | 氷海航行試験 | 土屋 好寛 | 東京大学 工学部 | |
| 52次 夏隊 同行者 | 大型大気レーダ | 長田 誠 | (株)西日本電子 | |
| 52次 夏隊 同行者 | 大型大気レーダ | 平田 義彦 | 鉱研工業(株) | |
| 52次 夏隊 同行者 | 大型大気レーダ | 野城 佳男 | クリエート・デザイン(株) | |
| 52次 夏隊 同行者 | 大型大気レーダ | 白石 晴生 | (株)ランドサーベイ | |
| 52次 夏隊 同行者 | ヘリコプター | 末廣 哲也 | 中日本航空(株) | |
| 52次 夏隊 同行者 | ヘリコプター | 浅野 圭吾 | 中日本航空(株) | |
| 52次 海鷹丸乗船 同行者 | 研究者 | 平塚 悠治 | 琉球大学 理学部 | |
| 52次 海鷹丸乗船 同行者 | 研究者 | 桑原ビクター伸一 | 創価大学大学院 工学研究科 | |
| 52次 海鷹丸乗船 同行者 | 研究者 | 甘糟 和男 | 東京海洋大学 海洋科学部 | |
| 52次 海鷹丸乗船 同行者 | 研究者 | 茂木 正人 | 東京海洋大学 海洋科学部 | |
| 52次 海鷹丸乗船 同行者 | 研究者 | 橋濱 史典 | 東京海洋大学 海洋科学部 | |
| 52次 海鷹丸乗船 同行者 | 研究者 | 小野 敦史 | 東京海洋大学 海洋科学部 | |
| 52次 海鷹丸乗船 同行者 | 大学院学生 | 本川 正三 | 創価大学大学院 工学研究科 | |
| 52次 海鷹丸乗船 同行者 | 大学院学生 | 秋葉 文弘 | 石巻専修大学大学院 理工学研究科 | |
| 52次 海鷹丸乗船 同行者 | 大学院学生 | 高尾 信太郎 | 北海道大学大学院 環境科学院 | |
| 52次 海鷹丸乗船 同行者 | 大学院学生 | 鈴木 陽大 | 東北大学大学院 農学研究科 | |
| 52次 越冬隊 | 副隊長(越冬隊長) | 宮本 仁美 | 気象庁 観測部 | |
| 52次 越冬隊 | 副隊長(越冬副隊長) | 堤 雅基 | 国立極地研究所 研究教育系 | |
| 52次 越冬隊 | 気 象 | 久光 純司 | 気象庁 観測部 | |
| 52次 越冬隊 | 気 象 | 小栗 秀之 | 気象庁 観測部 | |
| 52次 越冬隊 | 気 象 | 髙野 松美 | 気象庁 観測部 | |
| 52次 越冬隊 | 気 象 | 杉山 暢昌 | 気象庁 観測部 | |
| 52次 越冬隊 | 気 象 | 山本 敦 | 気象庁 観測部 | |
| 52次 越冬隊 | 宙空圏モニタ | 町屋 広和 | 元(株)もしもしホットライン | |
| 52次 越冬隊 | 気水圏モニタ | 木名瀨 健 | 茨城大学大学院 理工学研究科 | |
| 52次 越冬隊 | 地殻圏モニタ | 岩波 俊介 | 苫小牧工業高等専門学校 | |
| 52次 越冬隊 | 重点研究観測 | 池田 満久 | 三菱電機(株) | |
| 52次 越冬隊 | 重点研究観測 | 礒野 靖子 | 名古屋大学 太陽地球環境研究所 | |
| 52次 越冬隊 | 重点研究観測 | 有田 真 | 気象庁 地磁気観測所 | |
| 52次 越冬隊 | 機 械 | 加藤 凡典 | 大栄電設(株) | |
| 52次 越冬隊 | 機 械 | 伊東 裕之 | ヤンマー(株) | |
| 52次 越冬隊 | 機 械 | 鯉田 淳 | コイダ工房 | |
| 52次 越冬隊 | 機 械 | 岡山 英樹 | (株)関電工 | |
| 52次 越冬隊 | 機 械 | 谷口 和幸 | いすゞ自動車(株) | |
| 52次 越冬隊 | 機 械 | 関﨑 匠 | (株)大原鉄工所 | |
| 52次 越冬隊 | 通 信 | 近藤 巧 | (株)エフエム滋賀 | |
| 52次 越冬隊 | 調 理 | 工藤 茂巳 | (財)防衛弘済会 | |
| 52次 越冬隊 | 調 理 | 長谷川 雄一 | (財)主婦会館 | |
| 52次 越冬隊 | 医 療 | 兼定 博彦 | 美祢市立 美東病院 | |
| 52次 越冬隊 | 医 療 | 青山 貴子 | 済生会 長崎病院 | |
| 52次 越冬隊 | 環境保全 | 柏木 隆宏 | 国立極地研究所 南極観測センター | |
| 52次 越冬隊 | 多目的アンテナ | 髙平 忍 | NECネッツエスアイ(株) | |
| 52次 越冬隊 | LAN・インテル | 須藤 和之 | KDDI(株) | |
| 52次 越冬隊 | 建築・土木 | 渡邉 慶太郎 | ミサワホーム(株) | |
| 52次 越冬隊 | 野外観測支援 | 樋口 和生 | 北海道山岳活動サポート | |
| 52次 越冬隊 | 庶務・情報発信 | 市川 正和 | 稚内市 教育委員会 |
白瀬矗(のぶ)が「開南丸」で南極を目指したのは1910年11月29日のことでした。白瀬を含む8人の探検隊員と18人の乗組員、29頭のカラフト犬を連れての旅立ちでした。長さ30メートル、幅7メートル、204トンの木造帆船であったといいます。こんな小さな船で南極を目指すなど気違い沙汰だと取りざたされるなか、白瀬は長年の夢を実現させるべく当時は未知といわれた南極大陸を目指したのでした。探検家の多くが南極点一番乗りを競った時代でした。1911年の12月にノルウェーのアムンセン隊が、1912年1月にイギリスのスコット隊が南極点に到達しています。白瀬隊は南極点に立つことはできませんでしたが、1912年1月、ロス海の棚氷上の南緯80度5分、西経156度37分に日章旗を立て、その一帯を「大和雪原(やまとゆきはら)」と命名し帰途についたのです。この本はそのような不屈に生きた白瀬矗の幼少期から85歳で生涯を閉じるまでを描いた児童書です。著者の池田まき子さんは「一人でも多くの方に探検一筋を貫いた白瀬矗の生き方、未知の世界に挑む探検精神などを知ってほしい」と言っています。来年(2012年)はその白瀬矗が「大和雪原」に立ってから100周年に当たります。お子様やお孫さんたちと共に白瀬矗の生涯に思いをはせてみる良い機会ではないでしょうか。
(福谷博,会報12号)
2010年6月10日、第5回「南極の歴史」講話会が開催され、「アイスレーダー観測の歴史-南極氷床、2次元から4次元自然へ-」をテーマに以下の2題の講演が行われた。
芳野赳夫「アイスレーダー観測事始め」
西尾文彦「アイスレーダーの発展」





















































