「イベントレポート」カテゴリーアーカイブ

第22回「南極の歴史」講話会

2017年4月22日、東京都千代田区の日本大学理工学部にて、第22回「南極の歴史」講話会が開催されました。今回は「南極ロケットのはなし」をテーマに以下の3題の講演が行われました。
平澤威男「南極ロケット実験の歴史」
大室 昌久「昭和基地初の冬季ロケット実験 -現場考案の保温槽が成功するまで-」
山岸 久雄「南極ロケット観測の移り変わりと、その成果」

引き続き、場所を変えて懇親会が開催されました。

南極観測60周年記念講演会

2017年1月22日、東京都千代田区の一橋講堂にて、南極観測60周年記念講演会が開催されました。講演の詳細は以下のとおりです。

第1部「日本南極観測を築きあげた人々」
  神田啓史「南極観測60年間の足跡、及びインタビュー」
第2部「日本南極観測と国際交流」
  ハービー・マーチャント(豪)「日豪外国共同観測」
  キム・イエドン(韓)「日韓外国共同観測」
第3部「南極観測のこれから」
  川村賢二「南極氷床コアから見る地球環境の変動」

一橋講堂隣接の中会議場にて展示会が開催されました。

第58次隊壮行会(南極OB会主催)

2016年11月2日、東京都千代田区のパレスサイドビルにて、第58次隊壮行会が開催されました。
川口貞男氏による「南極60周年、思い出す人々」と題した講演が行われた後、壮行会が行われた。

第21回「南極の歴史」講話会

2016年9月24日、東京都千代田区の日本大学理工学部にて、第21回「南極の歴史」講話会が開催されました。今回は「南極観測越冬隊の食事60年」をテーマに歴代の調理隊員を迎え、以下の3題の講演が行われました。
五味 貞介「ふじの時代」
篠原 洋一「しらせの時代」
竪谷 博「新しらせの時代」

続いて、懇親会が開催されました。

「宗谷」お引越し

37年ぶり!“動く宗谷”

2016年9月23日、船の科学館前に係留されていた「宗谷」がタグボートに曳かれ、海上を対岸まで移動しました。
岸を離れるのは実に37年ぶり!久しぶりに風を受けるってどんな感じだったでしょうね^^

今回の移転は、新客船ふ頭ターミナルの新設工事のため。レンボーブリッジをくぐって晴海ふ頭まで行けない大型客船を、ブリッジ手前のこの辺りで受け入れようというわけですね。日本に寄港する客船がどんどん大型化し、クルーズ人口も増える中、東京都はクルーズ客船誘致を積極的に図っていくのだそうです。
現在22万トンクラスが就航しているので、2736トンの「宗谷」の・・・・・80倍っ!! もはや船というより町がやって来る感じでしょうか^^;

そんな一生縁がなさそうな豪華客船よりも、まずは“動く宗谷”をライブで見ておかねばと、行ってまいりましたー。小雨が降る中のお引っ越しです!

出船から入船へ!

移動場所は、上の写真のように20~30メートル離れた対岸。すぐ近くですが、これまでは船首が海側を向いた“出船(でふね)”スタイルでの係留だったのが、今度は陸側を向いた“入船(いりふね)”に。そのため作業は、船の曳出し(ひきだし)→30メートル程沖合で180度方向転換→接岸、という流れでした。

当日、岸壁の近くは立ち入り禁止。早朝だし雨だしで、そもそも人はいませんでしたが^^
曳出し作業の開始は6:30。「宗谷」は沖合に設置されたクレーン付き台船に引っ張られ、ゆっくりと滑らかに動いていきました。

曳航するのは、船首、船尾、左舷、右舷に配置された4隻のタグボード。
タグボートの威力は、昨年「SHIRASE5002」のドック入りの時に目の当たりにしましたが、今回驚いたのが、船を押すことなく引っ張りだけで曳航していたこと。作業員の方によると、船体にかかる負荷を考慮してだそう。

さすがに幾多の苦難を乗り越え、船齢も立派な「宗谷」へのいたわりの心?なーんて感傷や心配はよそに、沖まで出た「宗谷」(78歳)は華麗な半回転を素早く決め、なにげに現役感を漂わせていました。

でも実際、海を行く「宗谷」を見たのは初めて。
船首をこちらに向けてゆっくり近づいて来る姿は、ちょっと感動でした。

着岸もロープの引き合いでバランスを取りながら・・・

最も慎重に作業していたのが、最後の着岸。
岸壁とドルフィン(海の中に設置した杭)の間の狭いところに船体を滑り込ませる時も、タグボートや陸上からロープで引っ張り合うバランスだけで移動させていました。
作業員さんの説明によると、これはかなり難しい技術らしいのですが、今回は「宗谷」のためにベテラン職人さんたちが集結!結果、予定時間よりもずいぶん早い9時頃に作業が終了したのでしたー☆

お引っ越し、無事終了

帰りに電車のゆりかもめから見たらこんな感じでした。
雪と氷の大陸・・・ではないですが、時を経てなお難しい接岸を無事成功させた「宗谷」。歴史にまた新たな1ページが。というか、個人的に心にきざませていただきました^^

移動の様子を動画で撮った「宗谷お引っ越しムービー」もありますよ
☆↓こちら↓☆
https://youtu.be/3ZvD6BBYDcA

(kao)

第20回「南極の歴史」講話会

2016年6月18日、東京都千代田区の明治大学にて第20回「南極の歴史」講話会が開催されました。
竹内 哲夫(東大山の会)が「南極観測発足の前夜」と題した講演が行われました。

続いて、南極OB会総会が開催されました。

続いて、場所を変えてミッドウィンター祭が開催されました。

「しらせの時代」公開講演会

2016年1月23日、船橋市のSHRASE5002にて南極観測再開50周年記念事業として「しらせの時代」公開講演会が開催されました。

演題は以下のとおりです。
松原廣司「南極オゾンホール、定常気象隊員はどう観測し、伝えたか 」
東 信彦「氷床ドーム深層掘削計画顛末」
帖佐 正和「しらせ時代の航海」
大木 淳「海上自衛の電気推進装置装備艦の変遷」
佐藤 薫「大型大気レーダー観測、パンジー計画」
伊村 智「南極コケ坊主の発見」
三枝 茂「SHIRASEの現在とOBの皆様へのお願い」

SHIRASE5002が横浜のドックから船橋へ曳航

2015年12月15日、横浜・本牧のドックで修繕を終えたSHIRASE5002が、タグボートに曳航されて船橋へと帰りました。
自力走行ではないためエンジン音もせずとても静か、海も凪いでてまったく揺れないので、船内にいると海の上を走っているのがウソのよう・・・。
朝はどんより曇り空でしたが、SHIRASE5002の帰りを歓迎するかのように次第に晴れ、きれいになった船体が太陽を浴びてキラキラと輝いていました☆
船内の清掃をしたり、手すりを磨いたりしながら、のんびりと気持ちのいい船旅でした♪
以下、その時の様子です。

ドックに入っていたSHIRASEを3隻のタグボートがお迎えに来て、ついに出渠。
1隻がSHIRASEを引っ張り、2隻は両サイドにぴったりと寄り添ます。
途中、さまざまな船やタンカーとすれ違い、やがて千葉・船橋港へ。

タグボートはとても小さいのにパワーは最強!海上で自在に動き回って、岸壁の浮き輪の位置に見事SHIRASEを移動させ係留させたのでした。

着岸したのは陽も暮れかかったころ。きれいになって元気になったSHIRASEに照明が灯り・・・一日、お疲れ様でした^^

(suzu)

第57次壮行会(南極地域観測統合推進本部主催)

2015年11月9日、東京都港区の明治記念館にて、南極地域観測統合推進本部主催の第57次隊壮行会が開催されました。

第57次隊壮行会(南極OB会主催)

2015年10月30日、東京都千代田区のパレスサイドビルにて、第57次隊壮行会が開催されました。
石沢 賢二氏による「過去を学んで殻を破れ―失敗からの南極設営」と題した公演の後、壮行会が行われた。