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第23回「南極の歴史」講話会

2017年6月17日、東京都千代田区のパレスサイドビルにて、第23回「南極の歴史」講話会が開催されました。渡辺興亜氏による「南極観測60年、内陸トラバースの歴史」と題した講演が行われました。

引き続いて、南極OB会総会が行われました。

2017年度南極OB会総会・ミッドウィンター祭のご案内

 目には青葉、山ほととぎす初鰹の季節となりましたが、皆様方にはいかがお過ごしでしょうか。南極では厳しい冬に向かい、準備に余念がない今日この頃です。 
 そして、今年度も南極OB会総会とミッドウィンター祭を開催する季節になりました。皆様方多数のご出席を願って、ご案内いたします。なお、当日は第23回「南極の歴史」講話会(一般公開、無料)もあわせて開催します。是非皆様方多数のご参加をいただきたく、ご案内申し上げます。

南極OB会会長 国分 征

1.日 時 :2017年6月17日(土) 受付14:00より
2.場 所 :レストラン「アラスカ」
3.住 所 :東京都千代田区一ツ橋1-1-1 パレスサイドビル9階
4.プログラム 
(1) 第23回「南極の歴史」講話会: 14:30~15:30
演題 「南極観測60年、内陸トラバースの歴史」
      講師 渡辺興亜
(2) 南極OB会総会         : 15:45~16:45 
(3) ミッドウィンター祭(南極倶楽部同時開催) : 17:00~19:00
      ※ミッドウィンター祭会場: レストラン「アラスカ」
      ※ミッドウィンター祭会費: 5,000円
5.申込方法:メール、FAX、はがき又は電話でお申し込みください。〈締切り6月14日(火)〉
6.申込場所:南極OB会事務局(担当:長谷川慶子 水、金の午後在室)
  住所 : 〒101-0065千代田区西神田2-3-2牧ビル301
  電話 : 03-5210-2252(留守電にても受付可、お名前をはっきりと)
  FAX  : 03-5275-1635
  E-Mail :nankyoku-ob@mbp.nifty.com(@は半角文字に変換ください)
  ホームページ:http://www.jare.org (HPからのメールでも受付けます)

南極大陸大紀行

南極OB会では「南極観測60周年記念事業」の一環として、「南極大陸大紀行」を出版した。講話会では本書の内容とともに、60年間にわたる我が国南極観測隊の内陸探査の歴史を紹介する。

我が国南極観測隊は第1次隊によるポツンヌーテン・ヌナタークの探査を嚆矢とし、3次隊による「幻のANARE山脈探査」、4次隊による1937年山脈(やまと山脈)探査、5次隊による内陸3000米高地への進出と続き、「宗谷時代」の探検的内陸探査は、南極観測再開後、8次隊の輸送支援、9次隊による「昭和基地-南極点往復トラバース」の成功によって、「内陸探検」としての一つの時代を劃した。

10次隊以降の内陸探査は、5〜7年の長期内陸観測計画として行われた。当時の内陸調査旅行は夏季の3ヶ月間、大小雪上車3〜5台による2〜3000kmの内陸トラバースとして行われた。1970年代の「エンダービーランド計画、1980年代の「東ドローニングモードランド計画」はまだ内陸探査(探検)の要素が大きく、氷床の「質量収支観測」とともに「みずほ高原」の地形、気候、基盤地形観測が主要な目的であった。これらの観測成果は「エンダービーランド〜東ドローニングモードランド地域の雪氷学図(フォリオ・シリーズ)」として国立極地研究所から刊行されている。

この間、国際雪氷観測計画の一環としての「等高線トラバース計画」、「南極氷床浅層掘削計画」なども行われ、みずほ高原からセールロンダーネ山地におよぶ広域の自然解明が進んだ。

1990年以降は「みずほ高原」の源流域(ドーム頂上域)の探査、内陸基地建設が行われ、その成果のもとに、「ドームふじ深層掘削計画」が実施され、2500m深雪氷層掘削に成功した。

2000年代にはスウェーデン隊との共同でドローニングモードランドの高地域のトラバースが行われた。

記念出版「南極大陸大紀行」には我が国南極観測60年間に行われた主要内陸トラバースの紀行、観測の概要が当事者らによって報告されている。

(渡辺興亜,会報33号)

第22回「南極の歴史」講話会

2017年4月22日、東京都千代田区の日本大学理工学部にて、第22回「南極の歴史」講話会が開催されました。今回は「南極ロケットのはなし」をテーマに以下の3題の講演が行われました。
平澤威男「南極ロケット実験の歴史」
大室 昌久「昭和基地初の冬季ロケット実験 -現場考案の保温槽が成功するまで-」
山岸 久雄「南極ロケット観測の移り変わりと、その成果」

引き続き、場所を変えて懇親会が開催されました。

第22回「南極の歴史」講話会のご案内

 早春の候、皆様方はいかがお過ごしでしょうか。第58次越冬隊は秋のオペレーションを開始し、「しらせ」は日本に向い、帰国報告会も間近となりました。
 今回の講話会はロケット部門OB 会員により、昭和基地初のロケット発射、初の冬季ロケット観測、その後のロケット観測の発展等についてのお話です。
 講話会は一般公開で、入場無料です。是非、友人、知人お誘いの上、多数の皆様のご出席を賜りますよう、ご案内申し上げます。

南極OB会 会長 國分 征

1.日 時:2017 年4 月22 日(土)14:00~16:00(受付13:30)
2.場 所:日本大学理工学部 1 号館134 教室(3F) 千代田区神田駿河台1-8-14
3.講演Ⅰ:南極ロケット実験の歴史
      講師 平澤威男(8w,11s,14w,17s,19w,25w)
  講演Ⅱ:昭和基地初の冬季ロケット実験 -現場考案の保温槽が成功するまで-
      講師 大室 昌久(12w 設営一般)
  講演Ⅲ:南極ロケット観測の移り変わりと、その成果
      講師 山岸 久雄(19w,26w,36s,38s,45w,53s)

講話会終了後、懇親会を計画しています。こちらも、沢山の方々のご参加をお願いします。
懇親会々場:日本大学理工学部 5 号館 1F 食堂 会費3,000 円

お申し込みは、2017 年4 月14 日(金)までに はがき、電話、Fax、メールなどで、南極OB会事務局(担当:長谷川慶子)までお申し込みください。なお、申し込み締め切りは参加者概数を把握するため設定しているもので、当日受付も
いたします。

住 所 :〒101-0065 千代田区西神田2-3-2 牧ビル301 号
電 話 :03-5210-2252(留守電にても受付可-姓名をはっきりと)
FAX :03-5275-1635 Email:nankyoku-ob at mbp.nifty.com (atは@に変換してください)
ホームページを通じての申し込み :http://www.jare.org

南極観測60周年記念講演会

2017年1月22日、東京都千代田区の一橋講堂にて、南極観測60周年記念講演会が開催されました。講演の詳細は以下のとおりです。

第1部「日本南極観測を築きあげた人々」
  神田啓史「南極観測60年間の足跡、及びインタビュー」
第2部「日本南極観測と国際交流」
  ハービー・マーチャント(豪)「日豪外国共同観測」
  キム・イエドン(韓)「日韓外国共同観測」
第3部「南極観測のこれから」
  川村賢二「南極氷床コアから見る地球環境の変動」

一橋講堂隣接の中会議場にて展示会が開催されました。

南極観測60周年記念講演会のお知らせ

 第1次日本南極地域観測隊が晴海港を出港し、昭和基地を設置してからちょうど、来年2017年1月29日で記念すべき60周年目にあたります。
 南極OB会はこのような記念すべき年を迎えるにあたって、南極観測60周年記念事業委員会を立ち上げ、関係する組織と共同し、以下のような、記念講演会を企画いたしました。日本南極観測隊の歴史を振り返り、南極観測がこれからの地球と人類の未来にとって、ますます重要な意味を持ってくることを多くの人たちに理解していただくことがこの講演会の趣旨です。
 皆様多数のご来席を賜りますようご案内申し上げます。

南極OB会 会長  国分 征

記念講演会 

日時:2017年1月22日(日) 開場 13:00、13:30 開始、16:30 終了
会場:一橋講堂 2F(東京都千代田区一ツ橋2-1-2 学術総合センター2階)

オープニング(30分)
国分 征 (南極OB会会長):挨拶
渡辺興亜(事業委員長):南極観測60周年(再開50周年)記念事業

第1部「日本南極観測を築きあげた人々」(50分)
神田啓史:南極観測60年間の足跡、及びインタビュー

第2部「日本南極観測と国際交流」(60分)
ハービー・マーチャント(豪):日豪外国共同観測
キム・イエドン(韓):日韓外国共同観測

第3部「南極観測のこれから」(30分)
川村賢二:南極氷床コアから見る地球環境の変動


展示会

日時:2017年1月22日(日) 開場11:00、終了19:30
会場:一橋講堂隣接の中会議場


祝賀会

日時:2017年1月22日(日) 17:30 開始、19:30 終了
会場:一橋講堂隣接の中会議室
会費:5000円


共催:南極OB会(南極観測60周年記念事業委員会)、国立極地研究所、公益財団法人日本極地研究振興会
後援:朝日新聞社、共同通信社、毎日新聞社、読売新聞社、中日新聞社、産業経済新聞社、テレビ朝日

申し込み先
事務局:〒101-0065 東京都千代田区西神田2-3-2 牧ビル301号
南極OB会事務所(電話: 03-5210-2252、FAX: 03-5275-1635)
E-mail: nankyoku-ob@mbp.nifty.com (@は半角に変換してください)
ホームページよりの申し込み:http://www.jare.org/mail_menu.html

上記、メール、Fax、はがき、電話のいずれかにて1月13日までに、参加者名、講演会、祝賀会かの参加をご連絡下さい。(当日受付もいたしますが、準備の都合上、あらかじめの申し込みを頂けると幸いです。)

南極観測船

開南丸

白瀬日本南極探検隊が、南極探検に使用した船です。「開南丸」は東郷平八郎元帥によって命名されました。1910年(明治43年)11月に日本を出帆し、2度の南極航海に使われました。

宗谷

海鷹丸

東京水産大学(現在は、東京海洋大学)の練習船「海鷹丸(Ⅱ世)」は「宗谷」に随伴し、第一次日本南極観測隊を支援しました。東京からケープタウンまでは、航海実習や海洋調査を行い、その後、宗谷と合流して南極に向いました。現在も海鷹丸(Ⅳ世)は南極地域観測隊の別働隊として南極の海洋観測を行っています。

ふじ

しらせ(初代)

しらせ(2代目)

第58次隊壮行会(南極OB会主催)

2016年11月2日、東京都千代田区のパレスサイドビルにて、第58次隊壮行会が開催されました。
川口貞男氏による「南極60周年、思い出す人々」と題した講演が行われた後、壮行会が行われた。

第58次日本南極地域観測隊壮行会のご案内

 残暑も過ぎ早や秋の気配が感じられる頃ですが、皆様方は如何お過ごしでしょうか。南極では春を迎え、第57次越冬隊の活動も益々活発になっている事でしょう。
 日本では第58次観測隊の準備が最終段階に入り、連日多忙を極めているこの頃です。ここに、第58次隊の壮途を祝し、南極OB会主催の壮行会を開催したいと思います。OB, OG 皆様方多数のご参加をいただきたく、ご案内申し上げます。

南極OB会 会長  国分 征

日時:2016年11月2日(水) 受付18:00より
場所:レストラン「アラスカ」パレスサイド店
住所:千代田区一ツ橋1-1-1 パレスサイドビル9F
電話:03‐3216‐2797

(1)「南極観測60周年記念講演」 18:30~19:15
        演題 「南極観測60年、思い出す人々」 
        講師  川口貞男(2,3,8,11,13,21,26次隊参加)
(2) 第58次隊の概要                 19:15~18:30
(3) 懇親会                      19:30~21:00

会費: ¥7,000円(58次隊員等、しらせ乗員は¥2,000円)
申込方法: はがき、電話、FAX、メール。いずれでも結構です。
(10月25日締め切り、但し当日申し込み・参加も可能です。)