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第52次隊壮行会(南極地域観測統合推進本部主催)

2010年11月10日、東京都港区の明治記念館で、南極地域観測統合推進本部主催の壮行会が開催されました。

第52次日本南極地域観測隊壮行会のご案内

 観測史上最高の猛暑が過ぎ、秋らしくなりましいたが、皆様方はいかがお過ごしですか。南極では春を迎え、第51次越冬隊の活動も益々活発になっていることでしょう。日本では第52次観測隊の準備が最終段階に入り、連日多忙を極めているこのこの頃です。ここに第52次隊の成功を祈り、壮行会を開催したいと思います。是非皆様方多数のご参加をいただきたく、ご案内申し上げます。

南極OB会会長 川口貞男

1.日 時: 2010年11月5日(金)受付17:30~
2.場 所: 東京ガーデンパレス 湯島会館  
       〒113-0034 文京区湯島1-7-5 
       TEL 03-3813-6211
3.式 次:(1)懇親会:         18:00~18:45
         テーマ:画像で見る南極探検100年、50年
                =休憩=  18:45~19:00
      (2)第52次観測隊壮行会    19:00~20:30
4.会 費:8,000円
5.申込方法:はがき、電話、FAX、メールなど何でも結構です。(11月2日締め切り)
6.申込:南極OB会事務局 (担当 長谷川慶子 水、金の午後在室)
  〒101-0061 東京都千代田区神田2-3-2牧ビル301
     電話 03-5210-2252 / FAX 03-5275-1635(留守電でも受け付けます)
     E-mail nankyoku-ob at mbp.njfty.com(atを@に変更してください。ご氏名の記載をお忘れなく)
     HP http://www.jare.or/(ホームページからのメールでも結構です)

会場(ガーデンパレス)へのアクセスは・・
http://www.hotelgp-tokyo.com/map/index.html
★JR中央線「お茶ノ水駅」聖堂口下車、徒歩5分
★東京メトロ千代田線「新御茶ノ水駅」下車、徒歩5分
★東京メトロ丸の内線「御茶ノ水駅」下車、徒歩5分

第52次南極地域観測隊

隊次担当氏名参加時の所属備考
52次 夏隊隊長(夏隊長)山内 恭国立極地研究所 副所長
52次 夏隊副隊長(夏副隊長)大塚 英明国立極地研究所 南極観測センター
52次 夏隊電離層北内 英章情報通信研究機構 電磁波計測研究センター
52次 夏隊海底地形・潮汐田中 喜年海上保安庁 海洋情報部
52次 夏隊測 地小野里 正明国土地理院 測図部
52次 夏隊生態系モニタ小達 恒夫国立極地研究所 研究教育系
52次 夏隊生態系モニタ小林 悟志情報・システム研究機構 新領域融合研究センター
52次 夏隊地殻圏モニタ太田 晴美(株)グローバルオーシャンディベロップメント
52次 夏隊重点研究観測水野 亮名古屋大学 太陽地球環境研究所
52次 夏隊重点研究観測中村 卓司国立極地研究所 研究教育系
52次 夏隊重点研究観測佐々木 洋石巻専修大学 理工学部海鷹丸
52次 夏隊重点研究観測橋田 元国立極地研究所 研究教育系海鷹丸
52次 夏隊重点研究観測新堀 邦夫北海道大学 低温科学研究所技術部
52次 夏隊重点研究観測本山 秀明 国立極地研究所 研究教育系
52次 夏隊重点研究観測倉元 隆之 国立極地研究所 研究教育系 
52次 夏隊一般研究観測髙遠 徳尚 国立天文台ハワイ観測所
52次 夏隊一般研究観測小野 数也 北海道大学 低温科学研究所技術部
52次 夏隊一般研究観測尾関 俊浩 北海道教育大学 教育学部
52次 夏隊一般研究観測村山 利幸東京海洋大学 海洋工学部 
52次 夏隊一般研究観測髙橋 晃周 国立極地研究所 研究教育系
52次 夏隊一般研究観測渡辺 佑基 国立極地研究所 研究教育系
52次 夏隊一般研究観測長沼 毅 広島大学大学院 生物圏科学研究科
52次 夏隊一般研究観測北出 裕二郎東京海洋大学 海洋科学部海鷹丸
52次 夏隊一般研究観測角替 敏昭筑波大学大学院
生命環境科学研究科
52次 夏隊一般研究観測Daniel J. Dunkley 国立極地研究所 研究教育系
52次 夏隊一般研究観測宮本 知治 九州大学大学院 理学研究院
52次 夏隊一般・萌芽観測上田 淳一日本測量協会 測量技術センター
52次 夏隊建築・土木山中 義憲飛島建設(株)
52次 夏隊建築・土木井熊 英治ミサワホーム近畿建設(株)
52次 夏隊建築・土木坂下 大輔北陸ミサワホーム(株)
52次 夏隊機 械芳賀 一吉東光鉄工(株)
52次 夏隊機 械木村 直之鹿島道路(株)
52次 夏隊庶務・情報発信小濱 広美国立極地研究所 南極観測センター
52次 夏隊 同行者 公開利用研究深町 康北海道大学 低温科学研究所
52次 夏隊 同行者 公開利用研究小端 拓郎国立極地研究所 研究教育系ドームふじ
52次 夏隊 同行者 大学院学生沖田 博文東北大学大学院 理学研究科
52次 夏隊 同行者 大学院学生加藤 睦実千葉大学大学院 理学研究科 
52次 夏隊 同行者 大学院学生日下 稜北見工業大学大学院 工学研究科 ドームふじ
52次 夏隊 同行者 報 道芹澤 伸生 (株)産業経済新聞社
52次 夏隊 同行者 行 政秋本 周環境省 自然環境局
52次 夏隊 同行者 その他CHO Sung Soo 韓国、MUNHWA BROADCASTING CORP. 
52次 夏隊 同行者 その他JO Seong Hyeon 韓国、MUNHWA BROADCASTING CORP. 
52次 夏隊 同行者 教員派遣酒井 誠至北海道 登別明日中等教育学校
52次 夏隊 同行者 教員派遣森岡 美和高知県立 高知小津高等学校
52次 夏隊 同行者氷海航行試験土屋 好寛東京大学 工学部
52次 夏隊 同行者大型大気レーダ長田 誠(株)西日本電子
52次 夏隊 同行者大型大気レーダ平田 義彦鉱研工業(株)
52次 夏隊 同行者大型大気レーダ野城 佳男クリエート・デザイン(株)
52次 夏隊 同行者大型大気レーダ白石 晴生(株)ランドサーベイ
52次 夏隊 同行者ヘリコプター末廣 哲也中日本航空(株)
52次 夏隊 同行者ヘリコプター浅野 圭吾中日本航空(株)
52次 海鷹丸乗船 同行者研究者平塚 悠治琉球大学 理学部
52次 海鷹丸乗船 同行者研究者桑原ビクター伸一創価大学大学院 工学研究科
52次 海鷹丸乗船 同行者研究者甘糟 和男東京海洋大学 海洋科学部
52次 海鷹丸乗船 同行者研究者茂木 正人東京海洋大学 海洋科学部
52次 海鷹丸乗船 同行者研究者橋濱 史典東京海洋大学 海洋科学部
52次 海鷹丸乗船 同行者研究者小野 敦史 東京海洋大学 海洋科学部
52次 海鷹丸乗船 同行者大学院学生本川 正三創価大学大学院 工学研究科
52次 海鷹丸乗船 同行者大学院学生秋葉 文弘石巻専修大学大学院 理工学研究科
52次 海鷹丸乗船 同行者大学院学生高尾 信太郎北海道大学大学院 環境科学院
52次 海鷹丸乗船 同行者大学院学生鈴木 陽大東北大学大学院 農学研究科
52次 越冬隊副隊長(越冬隊長)宮本 仁美気象庁 観測部
52次 越冬隊副隊長(越冬副隊長)堤 雅基国立極地研究所 研究教育系
52次 越冬隊気 象久光 純司気象庁 観測部
52次 越冬隊気 象小栗 秀之気象庁 観測部
52次 越冬隊気 象髙野 松美気象庁 観測部
52次 越冬隊気 象杉山 暢昌気象庁 観測部
52次 越冬隊気 象山本 敦気象庁 観測部
52次 越冬隊宙空圏モニタ町屋 広和元(株)もしもしホットライン
52次 越冬隊気水圏モニタ木名瀨 健茨城大学大学院 理工学研究科
52次 越冬隊地殻圏モニタ岩波 俊介苫小牧工業高等専門学校
52次 越冬隊重点研究観測池田 満久三菱電機(株)
52次 越冬隊重点研究観測礒野 靖子 名古屋大学 太陽地球環境研究所
52次 越冬隊重点研究観測有田 真  気象庁 地磁気観測所
52次 越冬隊機 械加藤 凡典大栄電設(株)
52次 越冬隊機 械伊東 裕之ヤンマー(株)
52次 越冬隊機 械鯉田 淳コイダ工房
52次 越冬隊機 械岡山 英樹(株)関電工
52次 越冬隊機 械谷口 和幸いすゞ自動車(株)
52次 越冬隊機 械関﨑 匠(株)大原鉄工所
52次 越冬隊通 信近藤 巧(株)エフエム滋賀
52次 越冬隊調 理工藤 茂巳(財)防衛弘済会
52次 越冬隊調 理長谷川 雄一(財)主婦会館
52次 越冬隊医 療兼定 博彦美祢市立 美東病院
52次 越冬隊医 療青山 貴子済生会 長崎病院
52次 越冬隊環境保全柏木 隆宏国立極地研究所 南極観測センター
52次 越冬隊多目的アンテナ髙平 忍NECネッツエスアイ(株)
52次 越冬隊LAN・インテル須藤 和之KDDI(株)
52次 越冬隊建築・土木渡邉 慶太郎ミサワホーム(株)
52次 越冬隊野外観測支援樋口 和生北海道山岳活動サポート
52次 越冬隊庶務・情報発信市川 正和稚内市 教育委員会

まぼろしの大陸へ 白瀬中尉南極探検物語

白瀬矗(のぶ)が「開南丸」で南極を目指したのは1910年11月29日のことでした。白瀬を含む8人の探検隊員と18人の乗組員、29頭のカラフト犬を連れての旅立ちでした。長さ30メートル、幅7メートル、204トンの木造帆船であったといいます。こんな小さな船で南極を目指すなど気違い沙汰だと取りざたされるなか、白瀬は長年の夢を実現させるべく当時は未知といわれた南極大陸を目指したのでした。探検家の多くが南極点一番乗りを競った時代でした。1911年の12月にノルウェーのアムンセン隊が、1912年1月にイギリスのスコット隊が南極点に到達しています。白瀬隊は南極点に立つことはできませんでしたが、1912年1月、ロス海の棚氷上の南緯80度5分、西経156度37分に日章旗を立て、その一帯を「大和雪原(やまとゆきはら)」と命名し帰途についたのです。この本はそのような不屈に生きた白瀬矗の幼少期から85歳で生涯を閉じるまでを描いた児童書です。著者の池田まき子さんは「一人でも多くの方に探検一筋を貫いた白瀬矗の生き方、未知の世界に挑む探検精神などを知ってほしい」と言っています。来年(2012年)はその白瀬矗が「大和雪原」に立ってから100周年に当たります。お子様やお孫さんたちと共に白瀬矗の生涯に思いをはせてみる良い機会ではないでしょうか。

(福谷博,会報12号)

第5回「南極の歴史」講話会

2010年6月10日、第5回「南極の歴史」講話会が開催され、「アイスレーダー観測の歴史-南極氷床、2次元から4次元自然へ-」をテーマに以下の2題の講演が行われた。
芳野赳夫「アイスレーダー観測事始め」 
西尾文彦「アイスレーダーの発展」 

総会

南極OB会ミッドウィンター祭

2010年度南極OB会総会・ミッドウィンター祭のご案内

 目には青葉が眩しい季節になりましたが、皆様方はいかがお過ごしですか。南極では厳しい冬が始まり、観測隊の仕事も佳境に入っている事でしょう。
 さて、今回も昨年同様、南極OB会総会とミッドウィンター祭を同時に開催します。又当日は、第5回『南極の歴史』講話会(一般公開)も開かれます。
 是非皆様方多数のご参加を頂きたく、ご案内申しあげます。

南極OB会会長 川口貞男

1.日 時: 2010年6月19日(土)受付13:30~

2.場 所: (株)アラスカ パレス・サイド店  
       〒100-0011千代田区一ツ橋1-1-1 
       パレス・サイドビル9階 TEL 03-3216-2797

3.式 次:(1)第5回『南極の歴史』講話会:14:00~15:10
      (2)2010年度南極OB会総会: 15:20~16:00
      (3)ミッドウィンター祭: 16:20~18:00
         会 費:6,000円(ミッドウィンター祭参加者のみ)
4.申込方法:はがき、電話、FAX、メールなど何でも結構です。(6月15日締め切り)
5.申込:南極OB会事務局 (担当 長谷川慶子 水、金の午後在室)
  〒101-0061 東京都千代田区神田2-3-2牧ビル301
     電話 03-5210-2252 / FAX 03-5275-1635(留守電でも受け付けます)
     E-mail nankyoku-ob at mbp.njfty.com(ご氏名の記載をお忘れなく)(atは@に変更してください。)
     HP http://www.jare.or/(ホームページからのメールでも結構です)

会場(パレス・サイドビル)へのアクセスは・・
★地下鉄東西線「竹橋」 下車 徒歩1分
★地下鉄 半蔵門線 都営 三田、新宿線「神保町」下車 徒歩8分
(注)竹橋駅下車の場合1b出口が会場に近くて、非常に便利です

第4回「南極の歴史」講話会

2010年2月10日、第4回「南極の歴史」講話会が開催されました。「南極観測と報道――敗戦後の日本国民を奮い立たせた夢とロマン」をテーマに以下の3題の講演が行われました。
深瀬和巳「何でもニュースになった時代――「宗谷」、「オビ号」、タロ、ジロ」
隈部紀生「テレビは南極観測をどう報じたか――極点旅行取材と生中継の魅力を中心に」
柴田 鉄治「南極観測における報道の役割――彩った人々とこれからの課題」

第4回「南極の歴史」講和会のご案内

 寒さ厳しい折、皆様におかれましては益々ご健勝の事と存じます。昨年11月に日本を出発した、第51次隊も、新しらせで、昭和基地に物資輸送の最盛期を迎えていると思われます。
 さて、講話会も今回で4回目を迎えます。今回は報道関係者からの話題提供を企画しました。
 残寒の候ではございますが、皆様お誘いのうえ、是非多数の方のご出席をお待ち申し上げます。

南極OB会 会長  川口貞男


1.日 時     2010年2月27日(土)
          14:00~16:30(受付開始13:30~

2.場 所     日本大学理工学部1号館 131教室
           東京都千代田区神田駿河台1-8-14

3.会 費     無料(一般公開)

4.テーマ 『南極観測と報道――敗戦後の日本国民を奮い立たせた夢とロマン』
(講演1)『何でもニュースになった時代――「宗谷」、「オビ号」、タロ、ジロ』
     深瀬 和巳氏(元共同通信記者、第3次報道隊員、第7次隊同行記者)
(講演2)『テレビは南極観測をどう報じたか――極点旅行取材と生中継の魅力を中心に』 
     隈部 紀生氏(元NHK記者、南極点で第9次の極点旅行隊を取材)
(講演3)『南極観測における報道の役割 ――彩った人々とこれからの課題』
柴田 鉄治氏 (元朝日新聞記者、第7次隊同行記者、南極点で第9次旅行隊を取材、第47隊にオブザーバーとして同行)

5.懇親会
  講話会終了後、懇親会(16:45~18:30)を同じ建物の中で計画しています。参加料は3,000円です。講話会終了後、講師を囲んでお話しする絶好の機会ですので参加下さい。

6.申し込み方法  はがき、FAX、メール等で懇親会参加の可否を明記し、お申込み下さい。
(2月20日締め切り)

7.申し込み先:
   南極OB会事務局(担当:長谷川慶子, 水、金午後在室)
   住 所 :〒101-0065千代田区西神田2-3-2牧ビル301
   電 話 :03-5210-2252(留守電にても受付可)
   ファックス : 03-5275-1635
   E-Mail   :nankyoku-ob at mbp.nifty.com(atは@にしてください)

8.会場(日本大学理工学部1号館)へのアクセスは・・
  ●JR中央・総武線「御茶ノ水駅」『聖橋口』下車徒歩3分
  ●東京メトロ千代田線「新御茶ノ水駅」下車徒歩3分
  ●東京メトロ丸の内線「御茶ノ水駅」下車徒歩5分
  この他、半蔵門線、三田線、新宿線「神保町」から15分