
南極観測隊調理人さんのお店「八十八(やそはち)」です!
店名は、88もの手間暇をかけてようやく口に入るという「お米」の字にちなんだもので、お客様に一日一日を頑張ってもらえるよう、心を込めて料理を提供していきたい!
細く長くお店をやっていきたい!そんな思いから付けたそうです。
そんなステキな店名の由来を語ってくれたのは、第21次で調理スタッフとして参加された中村喜昭さん。「八十八」のオーナーシェフです。
見かけ通り?シャイな方ですが、東日本大震災の時はいち早く”炊き出し”に駆けつけステーキを振舞ったり、子ども料理教室で食育に取り組むなど、とっても情に厚くて行動的な方でもあります。
群馬から上京して「東條会館」で6年間修行を積み、その間ずっと南極観測隊員になるのが目標だったという中村さん。そして実現したのが、なんと21歳の時!!
「人生の先輩ばかりの中で、頼りは自分の腕だけ。あんなに大変だとは思わなかったけど、あんなに仲間っていいなぁって思ったことはないね」と、お店に飾ってある南極の石を愛おしそうに見つめながら話してくれました。
旬のカキたーっぷりグラタン! 鶏肉のトマトソース煮! 自家製・しめさば!
新鮮 海ぶどう 島らっきょう ゴーヤチャンプル
「海ぶどうはガバっと食べなきゃうまくないよ」と言われ、ついつい泡盛までガバッと進み・・・。
島らっきょう、ゴーヤチャンプルも美味~! これまた泡盛が進み・・^^/
中村さんの奥様が沖縄ご出身ということで、沖縄料理が超充実!
オーダーすると奥様の面白トークも付いてきます!?
ご夫婦とっても仲良し♪
仕上げの沖縄そばは「3人前を5つのお茶碗に分けて」なんてわがままも聞いてくれちゃいました。
さまざまな隊員が集まる「八十八」には、南極の写真を始め関連アイテムがいっぱい飾られていて、和みムード満点!障子の「南極大陸21」の文字は、お客さんが発泡スチロールで手作りしてくれたものだそう。
( k.suzuki )