
横浜大さん橋新ターミナルが10周年を迎え、2012年9月1日と2日に記念イベント「ヨコハマ海の青と都市の緑を守るフェア2012」が開催され、行ってきました。
エコに関連したさまざまな展示やワークショップと共に、南極観測船「しらせ(二代目)」の艦内見学会や講演会、昭和基地との中継といった“南極イベント”がてんこ盛り♪ 企画・運営されたエンジョイ・エコ・ラボラトリーさんによると、来場者数は1日(土)が4,325人、2日(日)が6,077人だったそうです。大盛況でした!!




まずはシーバスに乗って「しらせ」を海から見学!真っ白い氷海を進む「しらせ」もカッコイイですが、この日は灰色の高層ビル群や曇り空に、艦体のオレンジ色がひときわ映え、輝いていました。
さっそく艦内見学に行くと、自衛隊の皆さんがとっても親切。気さくにいろんな事を教えてくれます。
後部デッキには南極の石や隕石、スノーモービルなどがあり、乗組員の各種制服を着て記念写真が撮れるサービスも。
記念スタンプを押しまくり、ブリッジやキャビン、食堂、クレーンのところなど見て回りました。
しらせの艦内の様子は、こちらでも紹介しています。




初日の午後は、ペンギン写真家・鎌倉文也氏の「地球教室」トークショー。続いて松原廣司第46次隊長の「南極教室」の講演がそれぞれ大スクリーンを使って行われました。
海岸に3種類のペンギンが仲良く並んでいる写真や、南極ならではの気象クイズ(正解のペンギンウェーブがカワイイ!)など、興味深い内容で盛り上がりました。
2日目は昭和基地と衛星で結び、子どもたちと53次隊の方々とのQ&A。夏休み最後の思い出を、楽しい南極体験で飾れたのではないでしょうか。




青いエアドームは移動式プラネタリウム。この中にメガスターが映し出す星の数はなんと220万個。人間の目に見えるのはその一部でも、見えない星まで作り込むことで超リアルな星空が再現できるそうです。
中は想像以上に広く30~40人入っていたでしょうか。この日の横浜と南極の夜9時の空を体感しました☆
ワーッと歓声が上がったほどホントにきれいで、星座の解説も面白くて、列に並んで整理券をゲットしたかいありっ!!
ほかにも、越冬隊の防寒服試着や南極の氷の展示、白瀬隊のパネル展。
さらに、会場内には子どもたちの環境絵日記など環境をテーマにした展示物や活動を紹介するコーナーがあって大人気! 広い会場全体がエコ&シンプルに統一され、手作りの温もり感ある雰囲気に包まれていました。
これらイベントをひと通り堪能した後は、ここはやはり南極つながり~ということで(笑)、関内にあるダイニングBAR「Mirai」へ!
いろいろ楽しめた夏の終わりのイベントでした♪♪



ところで、今回「しらせ」が横浜港に来たのはイベント前日の8月31日。出航はイベント明けの9月3日。その様子を「宗谷誕生の地(浅野ドック跡)」から眺めてみました。
初代の「宗谷」にとったら「しらせ(二代目)」は、ひ孫?・・・どんな思いで迎え、見送ったのか・・・
なんて考えたら・・ちょっとじーん・・。
(k.suzuki)