平成22年(2010年)12月13日(月)
(財)広島市文化財団 広島市立中央図書館
平成22年(2010年)12月18日(土)~平成23年(2011年)1月30日(日)
企画展「未知に挑む-南極観測展」の開催とオープニングセレモニーについて
・昭和31年(1956年)に第1次南極観測船「宗谷」が出航してから、来年が55周年になります。中央図書館では、南極OB会山陽支部の全面的な協力を得て、企画展「未知に挑むー南極観測展」を開催いたします。
・昭和31年(1956年)11月8日、第1次南極観測船「宗谷」は日本中の大人と子どもの夢と希望を乗せて出航しました。未知に挑んだ第1次南極観測隊と越冬隊の壮挙は、忘れていた何かを思い出させてくれ、私たちの胸に熱く迫るものがあります。また、南極は、南極条約により人類が理想としている唯一の「国境のない世界」で国際協力により地球環境の観測が行われています。
・本展では、未知に挑んだ第1次南極観測から、半世紀にわたる南極観測により解明された地球の謎などについて、説明パネルや南極関連図書とともに、南極の氷、隕石、岩石、オーロラの動画などの展示により紹介します。
・先般の小惑星探査機「はやぶさ」の快挙や日本人のノーベル化学賞受賞など、自然や科学に関する関心が高まっている中、地球の未来を担う子ども達に、未知に挑戦する勇気と情熱を持って欲しい、半世紀にわたる南極観測で解明された地球の謎に触れ、自然や科学への興味・関心を高めてほしいと願い、子どもたちのための企画も用意しています。
企画展「未知に挑むー南極観測展」
期 間:平成22年(2010年)12月18日(土)~平成23年(2011年)1月30日(日)
会 場:広島市立中央図書館 2階 展示ホールほか
主 催:広島市立中央図書館
共 催:南極OB会山陽支部、広島市映像文化ライブラリー、広島市こども文化科学館
協 力:広島大学総合博物館、国立極地研究所、海上自衛隊横須賀地方総監部、
西堀榮三郎記念探検の殿堂、船の科学館
1 オープニング・セレモニー
日時:平成22年(2010年)12月18日(土) 14:00~14:40
会場:広島市立中央図書館 3階 セミナー室
次第:
・あいさつ (財)広島市文化財団理事長 生田文雄
・昭和基地と子どもたちとの電話交信 第47次越冬隊 森 昭人
・南極のおはなし 南極OB会山陽支部会長 藤原健蔵
※オープニング・セレモニー終了後、南極OB会山陽支部の皆さんによる展示の説明があります。
2 企画展の内容
(1)展示
① 南極観測の歴史・昭和基地での生活・南極の自然などの説明パネル
② ペンギンのはく製、南極の氷・隕石・岩石
③ 西堀榮三郎第1次越冬隊長のフィールド手帳、南極からの手紙、愛用のカメラなど
④ 南極点到達時(第9次越冬隊)の日章旗
⑤ オーロラの動画、気象ゾンデ、防寒服
⑥ 昭和基地の“いま”( Webカメラ、南極観測DVD上映
⑦ 南極ジオラマ、船の模型
⑧ 南極関連図書、記念切手など関連グッズ
(2)講演会
① 講演会「未知への挑戦-わたしが体験したこと-」
日時:平成23年(2011年)1月15日(土) 14:00~16:00
講師:藤原健蔵氏(第5次・第9次越冬隊員 広島大学名誉教授)
会場:映像文化ライブラリーホール
定員:169人(要申込・先着順)
②こども講演会「南極の生きものたち」
日時:平成22年(2010年)12月25日(土) 10:30~12:00
講師:小川麻理氏(第49次観測隊員、安田女子大学講師)
対象:小学生以上
会場:中央図書館3階セミナー室
定員:60人(要申込・先着順)
※申込は、12月15日から受付。中央図書館へ電話、来館、FAX、HPで
中央図書館(TEL 082‐222‐5542 FAX 082-222-5545)
(3)ワークショップ(土・日・祝)(会場:広島市立中央図書館)
① 南極の岩石に触ってみよう。
② 防寒服を着て歩いてみよう。
③ 南極の氷の音を聞いてみよう。(氷がなくなり次第終了します)
(4)イベント(会場:広島市立中央図書館)
「宮島水族館からペンギンがやってくる。」
日時:平成23年(2011年)1月30日(日) ①10:30~ ②13:30~
(5)映画会(会場:広島市映像文化ライブラリー)
① 映像で見る第一次南極観測隊
「南極大陸」
日時:平成23年(2011年)1月15日(土)開映①10:30~ ②18:00~
「十一人の越冬隊」
日時:平成23年(2011年)1月23日(日)開映①10:30~ ②14:00~
②こども映画会「南極犬タロ」
日時:平成23年(2011年)1月10日(月・祝)開映①11:00~ ②14:30~