Category Archives: レポート(2016年度)

第58次日本南極地域観測隊 壮行会 開催

 今年は2016年11月27日に出発する第58次南極地域観測隊に北海道から4名の方々、藤原聖二(越冬隊員)・葛西尚(越冬隊員)・小野数也(夏隊員)・岡田和見(夏隊同行者)が参加されます。南極0B会北海道支部では例年のように壮行会を企画し、4名の内、都合の付くお二人にご出席いただき以下のように壮行会を実施しました。

藤原聖二氏 越冬・通信担当 総務省北海道総合通信局
葛西 尚氏 越冬・環境保全担当 旭川市消防本部

開催日:平成28年11月8日(金曜日)
出席者:11名

隊員の話を聴く会:18時〜19時 北海道大学学術交流会館第4会議室

 南極での仕事や南極観測の現状を、隊員との質疑応答形式でお聞きしました。

   
   

 

壮行会:19時15分〜22時30分 居酒屋 松 (北大正門前、N8W4)

 前半の会場のすぐ近くなので、移動に歩いて1分も掛かりませんでした。飲み放題ではないので時間制限がなく、2時間程度の予定がいい気分に話が弾み、大幅に超過してしまいました。いつものことながら、南極の話になるとやたら盛り上がるのは不思議なもので、楽しいひと時を過ごしました。

平成28年度総会・帰国報告会 報告

 南極OB会北海道支部の平成28年度総会が以下の通り開催されました。
 総会の機会に例年のように開いた帰国隊員の報告会や、一杯飲みながらの帰国歓迎会では、しばし南極に思いを馳せる一時を持ちました。

  1. 日時:平成28年4月22日(金)
    ・ 18:30~19:15 帰国隊員報告会
    ・ 19:15~19:50 平成28年度総会
    ・ 20:00~22:00  帰国歓迎会・懇親会
  2. 場 所:
    ・ 総会と帰国報告会:北海道大学学術交流会館第4会議室
    ・ 帰  国  歓 迎 会:居酒屋 山わさび(北8西3エルプラザ地下)
  3. 出席者:
    ・ 総会と帰国報告会:15名
    ・ 帰  国  歓 迎 会:11名

 以下に帰国隊員の報告会と平成28年度通常総会、帰国歓迎会の様子を搔い摘んで報告します。

及川隊員による帰国報告講演
及川隊員による帰国報告講演

帰国隊員報告会

 平成28年の春に帰国された56次越冬隊の及川欧隊員(医療)、戸田 仁隊員(通信)、濱谷内健司隊員(調理)から昭和基地における越冬生活の最新情報や越冬隊の活躍に付いて、豊富な写真を使ってお話し頂きました。

南極OB会道支部総会

 総会では以下の事項について審議され、滞りなく了承されました。

  1. 平成27年度事業報告
    ・ 平成27年7月17日  総会と帰国歓迎会
    ・ 平成27年10月11日 前極地研所長藤井理行氏と一杯呑む会
    ・ 平成27年11月13日 第57次隊員の壮行会
    ・ 平成28年2月6日   陸別に保存されている雪上車の調査
    ・ 平成28年3月19日  南極OB会北海道支部役員懇談会
    ・ 南極OB会北海道支部ホームページの管理と更新
  2. 平成27年度会計報告・監査報告
  3. 平成28年度総会
    平成28年度総会

    平成28年度事業計画
    ・ 4月22日     総会・帰国歓迎会
    ・ 7月上旬~中旬    南極観測開始60周年記念講演会・展示会(DVD映写会など)
    ・ 年1〜2回     役員懇談会
    ・ 11月上旬~中旬    第58次隊員の壮行会
    ・ 随時        札幌を訪れるOBを関係者で囲む会
    ・ 随時        会員の交流事業
    ・ ホームページの管理と更新

  4. 平成28年度予算案
  5. 平成28年度北海道支部役員


* 幹事長人事は総会で支部長一任とされ、平成28年7月小島尚三を選任
* 庶務幹事 岸田浩樹は平成28年7月東京に転勤のため、空席。

帰国隊員歓迎会

 終了後、懇親会を兼ねて帰国隊員歓迎会が開かれ、56次越冬隊の隊員を囲んで越冬中のエピソードなどをお伺いするなど、久しぶりに新鮮な南極の話に興じているうちに、アッと言う間に時間が経ってしまった2時間でした。

 

南極観測60周年記念講演会・写真展・展示会 報告!

南極OB会北海道支部は、南極観測60周年を記念して、以下のイベントを開催しました。

事業名 南極観測60周年記念講演会・写真展・展示会
日 時 2016年7月9日(土) 13:00~18:00
場 所 札幌市北区北8西5
北海道大学 学術交流会館(札幌市北区北8西5)
南極60周年記念事業委員会:
 山田 知充、岸田 浩輝、横田 歩、戸田 仁、高橋 修平、塩原 真
 小島 尚三、杉山 慎、佐藤之紀、藤井 純一、成田 英器、新堀 邦夫
 入口看板

 イベント内容

講演会  1600~1800 (小講堂)

南極観測60年の歴史
     白石和行(国立極地研究所 所長)
なるほど!昭和基地の越冬生活
     及川 欧(旭川医大病院 56次越冬)
南極ドームふじ基地3035m氷床コアから分かる地球環境の変遷
     亀田貴雄 (北見工大,36・42次越冬)

 記念事業の目玉である講演会は、13時から始めた「写真展」や「体験学習コーナー」の来場者も加わって、130~140名の来場がありました。
 まず白石極地研所長から、日本が南極観測を始めるまでの経緯と時代背景、その後の発展の歴史や主な成果が語られました。
 今年3月に帰国した及川隊員からは、南極に出かけてから帰るまでの越冬隊員の生活、特に昭和基地の越冬生活の具体的な様子が豊富な映像を用いて詳しく紹介されました。
 最後に日本隊観測地域の最高点、富士山よりも高い内陸奥地にある「ドームふじ基地」の建設と深層コア掘削、コアを解析して判明した75万年以降の地球の気候と環境の変動を分かり易く講演して頂きました。
 ご来場の皆さんは興味深く聞き入り途中で帰る人もなく、特にある若い男性からは南極観測隊について熱心な質問もあり、言外に南極観測隊に参加したいとの思いが溢れていたのがたいへん印象的でした。

写真展  1300~1800 (第2会議室)

 展示された写真は、十勝毎日新聞社所属のプロカメラマン(塩原真、第57次夏隊)が撮っただけあり、南極の自然を独特の目線と光の中で、様々な角度から切り撮った素晴らしいものでした。多くの人々の興味を引き、感動を与え、気に入った写真の前で立ち止まってしまう人や、改めて最初から見直す人もいて、人の流れは鈍く会場には常に人が滞留して、途切れるということがありませんでした。

体験学習コーナー 1300~1600 (第4会議室と廊下)

体験学習コーナー
体験学習コーナー

 写真展と体験学習コーナーには100名を超える来場者があり、特に講演会には参加されない子供連れのお母さんの姿が目立っていました。
 体験学習コーナーは、当日の会場で「雪氷びっくり面白コーナー」と名付け、次のような各種イベントを行い、とくに親子連れの方々に楽しんでいただけました

  1. 南極で見付かった隕石(鉄隕石と石質隕石)にさわってみよう。
  2. 南極氷床の氷(氷山氷)と普通の氷をさわり比べてみよう。
  3. ぱちぱち南極氷床氷 ―太古の空気のはじける音を聞こう―
  4. 南極の蜃気楼を見てみよう
  5. 針金が氷をすり抜ける?(複氷実験)
  6. 六角ナットを使って雪結晶を作ろう。
  7. ラジコン雪上車模型を運転しよう。
  8. 南極越冬隊員の防寒服を着てみよう。
  9. ペンギンの着ぐるみ(大小)を着てみよう。
  10. 二羽のおしゃべりペンギンに話しかけてみよう。
  11. ペンギン折紙を作ろう。

 イベント1、8で使用した隕石2種類と防寒服は国立極地研究所(極地研)からお借りし、2、3の氷山氷は同所からご提供いただきました。また、4、5、6は、日本雪氷学会北海道支部の有志による特別出展でした。

南極で見付かった隕石
南極で見付かった隕石

ぱちぱち南極氷床氷
ぱちぱち南極氷床氷

太古の空気のはじける音を聞こう
太古の空気のはじける音を聞こう

南極の蜃気楼を見てみよう
南極の蜃気楼を見てみよう

南極の蜃気楼を見てみよう
南極の蜃気楼を見てみよう

蜃気楼が発生する仕組み
蜃気楼が発生する仕組み

複氷実験
複氷実験

針金が氷をすり抜ける?
針金が氷をすり抜ける?

不思議な現象に興味津々
不思議な現象に興味津々

すり抜け中の針金
すり抜け中の針金

雪結晶を作ろう
六角ナットを使って雪結晶を作ろう

ラジコン雪上車模型を運転しよう
ラジコン雪上車模型を運転しよう

ラジコン雪上車模型を運転しよう
ラジコン雪上車模型を運転しよう

ペンギンの着ぐるみを着て二羽のおしゃべりペンギンに話しかけてみよう
ペンギンの着ぐるみを着て二羽のおしゃべりペンギンに話しかけてみよう

ビデオ上映      1300~1800 (玄関ロビー)

 南極と北極を主題としたビデオは、ソファを配置したロビーの大型ディスプレイで公開しました。綺麗な映像が続き内容にも興味を抱いていただいた様子で、じっくり時間をかけて見ている方を多く見かけました。 タイトルは、以下の通りです。

■DVD「南極観測の新たな幕開け」 ■DVD「遠くて近い北極」(共に極地研より借用)

パンフレット類の配布 1300~1600  (第3会議室と第4会議室)

 極地研から供与して頂いた下記のパンフレット類を、自由にお持ちいただけるように机上に置いたところ、多くの方々がお持ち帰りました。

■南極観測 ■南極もっと知り隊 ■北極観測
■北極のひみつ ■極(きわみ) ■極地研要覧

 日本雪氷学会北海道支部会員の大鐘 卓哉、渡邊 祥史、大宮 哲の各氏には学習コーナーへの出展を通して、大いに本イベントを盛り上げて頂きました。
 南極OBの望月 隆史・高見 英治・今泉 貴嗣の皆さんと雪氷学会会員で且つ南極OBでもある櫻井俊光さんには、イベント当日、朝から会場に来て何かとお手伝い頂きました。展示も撤収も限られた時間内に終えなくてはならない状況にあって、大変助かりました。また、南極OBの阿部幹雄さんには南極氷の展示用冷凍庫の貸与や広報活動等への助言を頂きました。
 これらご協力頂きました皆様方には衷心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
(事業委員長:山田知充)


打ち上げ懇親会

イベント終了後に開かれた打ち上げ懇親会の様子です。

懇親会 懇親会 懇親会

 

南極OB会北海道支部 役員懇談会の開催報

以下のように南極OB会北海道支部役員懇談会を開催した。

開催日時 平成28年3月19日(土曜日)1730~1930
開催場所 プレミスト札幌ターミナルタワー貸ラウンジ 22階
北7東1  札幌駅北口から徒歩5分
出 席 者
支部長 山田知充
庶務幹事 岸田浩輝、横田 歩
事業幹事 伊藤政志、高橋修平
監事 米山重人
道北分会幹事 高木知敬
道東分会幹事 舘山一孝        以上 8名

南極OB会北海道支部役員は、行事で顔を合わせる以外、なかなか一同に会する機会がなかったので、会長の呼びかけで懇談会と称して一杯飲むことになった。幸い、道北分会の高木知敬幹事と道東分会の舘山一孝幹事が、たまたま同じ時期に札幌に来る機会があり、この機会を捉えて懇談会が設定された。

開催場所の貸しラウンジ(79㎡)は37階建てマンション22階部分の北西角部屋にあり、男性用と女性用の2カ所のトイレと台所(流し、炊事用IH、冷蔵庫、電子レンジ、湯沸ポット等)、居間(テーブル、椅子、ソファー、TV、DVDプレーヤ等)、食堂(10〜13名が会食できる机と椅子)が完備されている。飲み屋の雑踏や雑音、紫煙を逃れ、誰憚ることなく仲間うちで静かに語れるのが嬉しい。しかも賃料は1時間300円。酒と肴を適当に準備すれば10数名以内なら快適に過ごすことができる。開催当日は土曜日でもあり、少し早目に始めた。直ぐ日が暮れて、ラウンジからは札幌の夜景が堪能できた。

初めて顔を合わせた役員もいたが、南極を話題に飲み始めるとたちまち打ち解け、話題沸騰、喧々諤々、大いに盛り上がった。以外に楽しい一時であったためか、賃貸時間2時間では少し物足りず、また皆で飲みましょうと渋々席を立ち、余韻を残した解散となった。

2016役員懇談会